
「キシリトールのガムやタブレットを買ってみたけど、いつ食べればいいの?」と疑問に思ったことはありませんか。
キシリトールはむし歯の原因菌の働きを抑える効果が期待できる甘味料。今回は、キシリトールのより効果的な活用法として、正しい食べ方、タイミング、選び方をくわしく解説します。
目次
■キシリトールの効果をおさらい
キシリトールは白樺などから作られる天然の甘味料で、甘さは砂糖と同じくらいです。ただし、むし歯菌がエサにできないため、歯を溶かす原因となる「酸」をつくらず、歯を溶かさないのが大きな特徴です。
キシリトールを継続的に摂ることで、ミュータンス菌の活動が弱まり、むし歯になりにくい口内環境を整える効果があります。
また、唾液の分泌を促し、歯の再石灰化をサポートするという働きもあります。
キシリトールについての基本的な情報はこちら。
■キシリトールはいつ食べると効果的?
◎食後すぐが最もおすすめ
キシリトールを食べるよいタイミングは、食後すぐです。食事をとった後は口の中に糖分や食べかすが残りやすく、ミュータンス菌が活発に活動しはじめます。
このタイミングでキシリトールを摂ることで、菌の活動を抑え、酸の産生を抑制することにつながります。1日3回の食後を習慣にすると、より高い効果が期待できます。
◎歯磨き後や寝る前も効果的
歯磨き後や寝る前もキシリトールを取り入れるのに適したタイミングです。就寝中は唾液の分泌が減り、むし歯菌が活動しやすくなります。
歯磨きで口の中を清潔にしたあとにキシリトールガムやタブレットを取り入れることで、就寝中の口内環境を整える助けになります。
ただし、製品によってはキシリトール以外の甘味料や糖類が含まれている場合もあるため、成分表示を確認して選ぶことをおすすめします。
◎間食のタイミングにもおすすめ
おやつを食べた後や、外出先で歯磨きができない状況でも、キシリトールガムを噛むことで口内環境を整える助けになることがあります。「磨けないから何もしない」ではなく、手軽に取り入れられるキシリトールを取り入れてみてください。
■キシリトールの効果を高める食べ方
◎1回につき2粒・1日3回〜4回が目安
キシリトールガムの場合、1回2粒・1日3回〜4回が一般的な目安とされています。タブレットも同様に、1回2粒程度を目安にしてください。
少量だと効果が出にくいことがあるため、製品の目安量を守って継続することをおすすめします。
◎しっかり噛んで5分〜10分続ける
ガムの場合は、5分〜10分程度しっかり噛むことで唾液の分泌が促され、キシリトールの成分が口の中に行き渡ります。
短時間で噛み終えてしまうのではなく、ある程度の時間をかけて噛み続けることがポイントです。
◎継続が何より大事
キシリトールの効果は、1週間〜2週間では実感しにくく、数ヶ月以上継続することで徐々に成果が現れるとされています。毎日の生活に取り入れて、習慣化することがポイントです。
■スーパーで買えるキシリトール製品の選び方
◎キシリトール100%のものを選ぼう
市販のお菓子や飲料の中にも「キシリトール入り」と表示されているものがありますが、むし歯予防効果を期待するなら、甘味料がキシリトール100%のものを選ぶことが重要です。
砂糖やブドウ糖果糖液糖など、むし歯の原因となる糖分が含まれている製品では、むし歯のリスクとなる可能性があります。
◎歯科専売品と市販品の違い
歯科医院で販売されているキシリトールガムは、キシリトール含有量が多く設定されています。スーパーやコンビニで手軽に購入できる市販品でも、キシリトール100%のものを選べば一定の効果は期待できます。
【キシリトールは効果的な取り入れ方を】
キシリトールガム・タブレットの効果を引き出すには、食後、磨き後、寝る前のタイミングで摂ること、1日3回〜4回継続すること、そしてキシリトール100%の製品を選ぶことがポイントです。
スーパーでも手軽に手に入るキシリトール製品は、おやつ感覚で楽しみながら取り入れられるため、子どものむし歯予防にもおすすめです。
毎日のちょっとした習慣として、ぜひ家族みんなで取り入れてみてください。
